ライブラリ等のファイル・フォルダの追加のやり方

目的

サンプルデザインから持ってきたCソースを、 新たに自分で作ったソースで動かしたいときに、 追加するためのやり方を書きます。

ただコピペしてきただけだとbuildでエラーになって理由がわからなくてハマるので、メモとして残しています。

環境

quartus18.1 terasic de0 nanoのdemoプロジェクトを動かす。 元のファイルは13.0くらいでniosII projectも古いので新しい環境で動かしたいために、projectから作り直している。 RTLやqsysファイル、.sopcもquartus18.1で作り直している前提。

niosII projectを作る

・NiosII SBTの立ち上げ
・File-> New -> NiosII Application and BSP from template を選択。
・BSPをつくるための.sopcを指定
・project nameをつける
・templateを選ぶ ←何を選ぶか大事(詳細は調べられてない)
 選んだものによって使える標準ライブラリがかわるみたい。ここでは、hello world smallだとscanfが使えなかったからhello worldにする。

f:id:morning-pumpkin:20210418112505p:plain:w300

動かしたいファイルを追加する

プロジェクトのフォルダにドラッグドロップする f:id:morning-pumpkin:20210418112528p:plain:w250

ファイルはコピーして使う。

f:id:morning-pumpkin:20210418112545p:plain:w180 f:id:morning-pumpkin:20210418112602p:plain:w200

いらないファイルは右クリックでdelete
f:id:morning-pumpkin:20210418112617p:plain:w200

インクルードファイルの指定をする  ←大事

niosII applicationを選択して application include directoryにaddする。これをやらないとbuildするときにファイルを読み込んでくれなくてエラーになる。

f:id:morning-pumpkin:20210418112635p:plain:w250

インクルードしておくとmakefileの中にpathが反映されているみたい f:id:morning-pumpkin:20210418112649p:plain:w300

参考リンク

Eclipse NiosIIのプロジェクトと相対パス | FPGAと論理設計